

私の大好きな銀英伝のアニメを久しぶりに見ていました。やっぱりいいですね~。外伝の千億の星、千億の光を見ていましたが、老人キャラが立っています。田中芳樹の作品は老人が一癖も二癖もあるので、思わずにやりとしてしまいます。私のお気に入りは、もちろん同盟の首領トリューニヒト。あのあくどさといい、最後にユリアンさえぞっとさせるような思想、悪役中の悪役です。パレドゥレーヌの宰相殿が気になるのは、似ているところがあるからでしょうか。しかし、宰相殿ほどトリューニヒトはいい人ではないですし、野心の幅が少し違うような気がします。それは世界観の幅ゆえでなのでしょうから。
もうすぐ、喪の女王の八巻の発売日です。須賀さんのサイトを見てきましたが、表紙が紹介されていました。日記を読むかぎり、量が多いようですので、ますます楽しみです。
最後にもうひとつ、「アルジャーノンに花束を」を読みました。泣いてしまいました。久しぶりです。初めは、ひらがなばかりで読みにくいな~と思っていましたが、最後の部分と合わせると、ひらがな表記の意味がここまでジーンとさせてくれるものとは思いませんでした。一応、SF小説にあたるらしいですが、今のSFが恥ずかしくなるくらいのできですね。
PR